そばの栄養
蕎麦は健康食
蕎麦には、お米や小麦粉に比べて良質のタンパク質やビタミンB群、生活習慣病を防ぐルチンが多く含まれており、健康食として美味しく召し上がれます。
9月にそばの花が一面に咲きます。
真っ白な花のあと蕎麦の実になり、10月に刈取りをします。
蕎麦の栄養と効果
ルチン | ルチンはビタミンPの一種で、毛細血管を強くし、脳溢血(のういっけつ)、高血圧、動脈硬化を防いでくれます。 ゆでる工程でお湯の中に約3分の1ほど溶け出してしまうので、食後に「そば湯」を飲む事をお奨めします。 |
タンパク質 | 蕎麦には人体に不可欠な必須アミノ酸であるトリプトファンやリジンが多く含まれており、他の穀物を摂取するより効果的です。 |
コリン | ビタミンBの一種であるコリンは、体内でアセチルコリンという物質をつくる素になり、自律神経や副交感神経の働きに作用します。イライラ解消に役立ちます。 |
ビタミンB1 | 神経の働きを促進する糖質の作用を助け、体力の保持や精神の安定に欠かせない物質です。 ビタミンB1が不足すると、脚気を起こす可能性があります。 |
食物繊維 | 蕎麦には食物繊維がたっぷり含まれているので、おつうじが良くなるほか、大腸ガンの予防にもなります。 また、老廃物を排出するので美容にも効果的です。 |
ポリフェノール | 抗酸化作用により、ガンや動脈硬化性疾患を予防する効果があります。色味や苦み、渋みなどのもととなる成分で、フラボノイド、タンニン、カテキンなどの種類があります。 |